1枚の写真から

ベランダに庭をつくろうと思った切っ掛けは1枚の写真だ。

ある小冊子に載っていた1枚の写真。リビングの窓の外には緑にあふれた庭が広がっていた。リビングと庭がつながっている。庭がリビングの一部のよう。本当に素敵で見入ってしまった。写真とともにベランダで植物を育てる方法などが掲載されていた。素敵な庭の主は、ガーデニングリエーター&イラストレーターのたなかやすこさん。

我が家のベランダも庭になるかな? 窓に続くあんな庭がぜひほしい!

本屋でたなかやすこさんの本を購入。

自然の力を借りるから失敗しない ベランダ寄せ植え菜園」                誠文堂新光舎

四季折々の庭と、そこに育つ植物たちの素敵な写真と、ベランダならではの植物の育て方が書かれている。

我が家のベランダは、たなかやすこさんの庭の1/6程だし、経験も知識も足らない。写真のような庭はできないかもしれないけれど、庭づくりを楽しみたい。この本がベランダの庭づくりの教科書だ。

 

 

気持ちの良い場所

以前に何かで読んだことがある。

ネコは気持ちの良い場所を見つける天才なのだそうだ。

そして、ネコにとって気持ちの良い場所は、ヒトにとっても気持ちの良い場所のはず。

だから、このベランダの小さな庭を、にゃあ太が頻繁に訪れる場所にしたいと思っている。にゃあ太と一緒にのんびり過ごせる庭が理想の庭だ。

まずは、にゃあ太が庭に来てくれるようにネコ草を植えてみた。

 

(おっ!こんなところにネコ草!)

 

早速ネコ草を見つけてにゃあ太がやってきた。 しめしめ。思惑通りだ。

食べ物で釣るのは少々ずるい気もするが、まずは切っ掛けが必要。

その後もにゃあ太は毎日のように庭に来てネコ草を食べている。庭を歩き回って匂いを嗅いだり、手すりに上って外を見たり、庭で過ごす時間も増えてきた。

ネコ草以外の植物も植えて、少しずつ庭らしくしていこう。

 

ベランダの庭

我が家の小さなベランダを、庭にしてみようと思い立った。

今までほとんど使っていなかったので、まずは掃除から。

 

 

きれいになったところで、床にウッドタイルを敷くことにした。

 

ホームセンターで30cm×30cmのタイルを16枚購入。

部屋側に隙間はできたが、だいたい床を覆うことができた。

(ふん ふん これなんだ?)

早速我が家のネコが確認に来た。

名前はにゃあ太。7歳の雄。元野良猫だ。子ネコのころに、ご飯をねだりに来ていたところを保護した。好奇心旺盛で、変化に目ざとい。

「このベランダを小さな庭にするんだよ。楽しみだね。」