ほぼ毎日

にゃあ太はベランダの庭にほぼ毎日顔を出している。

にゃあ太の一番の目的は、ネコ草を食べること。だから、ベランダの庭にネコ草は欠かせない。

 今日はネコ草がたっぷりあるぞ

 

庭の変化には敏感で、新しいものが増えると必ず確認する。

 

 庭の外も確認だ!

 

お気に入りの場所は、フラワースタンドの下。強すぎる日差しを遮ってくれるし、自分より大きなものの近くは安心できるのかもしれない。

 囲まれた感じが好き

 こっちもいいよ

    

にゃあ太にとって、気持ちの良い場所になりつつあるのかな。

 

 

小松菜と水菜 まとめ

 

ベランダで初めて育てたコマツナとミズナ。種まきから収穫までのまとめ。

昨年12月2日に種まき。12月10日に芽が出てきた。

         

 12月16日には双葉が開いた。

 種をまき過ぎてぎっしりな状態。

年を越して、1月17日頃には本葉が出てきた。発芽からここまでの間にだいぶ間引いたが、まだまだ株どうしの間隔が狭く、きゅうくつそうだ。

 

なかなか大きくならないので、育ちの良い株を選び、根を切らないようにそっと引き抜いて、他の植木鉢の空いている場所に植えてみた。コマツナとミズナそれぞれ5本ずつを、タイムを植えた鉢と、カモミールを植えた鉢に植え直した。

     

プランターコマツナとミズナはその後も大きくならず、食べられるサイズになる前に花芽が付き始めた。(写真は3月4日)

一方、植え替えた株は食べられるサイズに成長。3月9日に収穫した。

 こちらも花芽が付いてきたので収穫

 

プランターコマツナとミズナは食べられるサイズには成長せず、菜の花が満開に。(写真は3月19日)

 なかなかきれいだ。

種をまき過ぎて、株の間隔が狭いと大きく成長しないことを学んだので、今度は種まき用のポットを使ってみた。

 札が立っていないのはコカブ

それぞれに2粒ずつ種をまいた。少し大きくなってから植え替える予定。さて、今度は上手くいくかな。

 

 



 

軽いことが大事

ベランダの庭では軽いことが大事だ。土も、植木鉢も軽いものを使う。

庭づくりの教科書にしている本では、ココヤシ100%の土に、もみ殻燻炭と有機元肥を混ぜたものを基本の土にしている。ココヤシの土は軽いだけでなく、長く使い続けても粒子の細かい泥状にならないので、土を入れ替えることなく使い続けることができる。土の入れ替えが少なくてすむのもベランダ向き。また、市販されている軽い培養土を使ってもよいと書かれている。

これを参考に、ココヤシ100%の土、もみ殻燻炭、軽い培養土を混ぜたもので植物を育てている。

 

ココヤシ100%の土は、100円ショップで購入した園芸用土ボード。水でふくらみ、1Lほどになる。後ろに移っているプランターに丁度良い量。軽い培養土は元肥入り。思ったほど軽くない。右手前はもみ殻燻炭。今後、植物の成長具合などを見ながら、いろいろ試してみたいと思う。

 

植木鉢は軽いプラスチック製のものを使っている。部屋を片付けていたら、以前ゴミ箱として使っていたかごが出てきた。軽いし深さもあるので、これを植木鉢にしてみた。

       

かごのままでは土が流れ出してしまうので、不織布でできた袋の底に目打ちで穴をあけ、かごの内側に敷いた。鉢底石を入れた上から、ココヤシ100%の土、もみ殻燻炭、軽い培養土を混ぜた土を入れた。思ったよりもたくさん土が入って、結構な重さになってしまった。マルチング用にほふく性のタイムを植えた。

 左に間引いたコマツナとミズナを植えた。

かごの植木鉢の保水性や水はけはどうだろう。上手く育ってくれるといいな。

 

 

スナップエンドウ

ご近所さんからスナップエンドウの苗を頂いた。早速、植木鉢に植えてベランダへ。マメ科の植物は姿がかわいらしい。全体に丸くて優しい感じがする。隣に咲くビオラと一緒にベランダの庭を春らしくしてくれた。

 

苗をくれたご近所さんは、一年を通じていろいろな野菜を育てている。知識も経験も豊富な私の野菜作りの先生だ。

スナップエンドウは11月に種を蒔き、小さな苗の状態で冬を越すそうだ。苗が大きくなってしまうと、寒さに弱くなるそうで、種まきの時期が重要なようだ。冬を無事に越したこの苗を大切に育てて、ぜひともスナップエンドウを味わいたい。

これから苗の成長に合わせて、支柱立て、ネット張り、つるの誘因、追肥、害虫の駆除などたくさんの仕事がある。忙しくなりそうだ。うれしい忙しさだ。植物が成長する季節が来たんだなと思う。

 

咲いた 咲いた

昨年も秋の終わりにビオラの苗をプランターに植えた。毎年、花の少ない寒い時期、かわいい花を咲かせてくれる。

購入した7株のうち、1株だけ花が咲かない。 もちろんホームセンターで購入したときには咲いていた。その花が散った後、全く咲かなくなった。株自体の元気がないわけではなく、葉はしっかりしている。花の無いこの株は、他の株とは別に植木鉢に植えて、ベランダの庭に置くことにした。

ベランダに移してからも株自体はとても元気で、葉の数も増え順調に大きくなっている。でも、元気なつやつやの葉ばかりだ。

葉をよけて根元を見ると、小さく縮れた花びらが落ちていた。葉の陰で小さな花を咲かせているのだろうか。

調べてみたら、スミレは閉鎖花という花を咲かせない状態で種子をつくることができるそうだ。花の時期が過ぎて、春の終わりから秋ごろまで種子をつくり散布し続ける。

確かに庭に(地面の庭だ)生えているタチツボスミレは、ある時期から花は見ないのに、種がたくさんできている。

この咲かないビオラも、何かの影響で閉鎖花の状態になってしまったのか。

花が咲かないまま年を越して1月の中旬を過ぎたころ、紫色の蕾を発見した。花を咲かせることを思い出してくれたのかな。

 にゃあ太の鼻先に小さな蕾が!

 そして開花。

淡い紫色の花。待っていた時間が長かっただけにうれしい。その後にもう一つ花を咲かせ、2月に入った今は、新しい蕾が次々にできている。この株にとっては、これからが花の時期だったんだ。

 

これから次々に咲く花を楽しみにしよう。



 

 

小松菜と水菜その後 そして三つ葉

冬は植物の成長がとてもゆっくりだ。

素晴らしい発芽率で芽を出したコマツナとミズナは、元気のないものや、成長の遅いものなどを間引き、少しずつ数を減らした。小さいながらも本葉が出てきた。双葉の状態ではコマツナとミズナの区別がつかなかったが、ミズナの特徴的な形の葉のお陰で区別がつくようになった。

コマツナ ミズナ

食べられるようになるまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。そもそも食べられる大きさに育つのかな。ゆっくり成長するコマツナとミズナを見守ることにしよう。

お正月のお雑煮に使ったミツバの根の部分を植えてみた。多分水耕栽培で育ったミツバ。スポンジに張った根を、スポンジごと植えてみた。

右株は少し前に植えた。葉が広がっている。

後から植えた左株も葉が広がってきた。

今のところ枯れることなく、小さな葉も出てきた。ミツバは多年草なので、このまま寒い時期を越して根付いてくれるといいなと思う。さらに半日陰で育つ植物なので、フラワースタンドの下段でも育ってくれるのではないかと期待している。狭いベランダの庭向きだ。

小松菜と水菜

さて、何を植えよう。

庭づくりの教科書にしている本は、表題からわかるようにベランダの菜園について書かれている。憧れのたなかやすこさんの庭で育っているのはほとんどが野菜やハーブだ。そこで野菜を育ててみることにした。

どんな野菜にするか。そもそも時期が良くない。冬だ。気温は低いし、日照時間は短い。こんな条件で育つ野菜はあるのか。教科書によれば、葉物野菜は虫の少ない秋から冬に育てるのもよいとのこと。なるほど! すでに冬だけれど、早速ホームセンターでコマツナとミズナの種を購入。種の袋にも「一年中栽培できる」と書いてあることに背中を押された。プランターの奥半分にコマツナ、手前半分にミズナの種を蒔いた。

    

一週間ほどして芽が出た。黄緑色の丸い芽。寒さの中たくさんの芽が土を押し上げて出てきた。うれしい。庭の新しいメンバーだ。それにしても種を蒔きすぎた。素晴らしい発芽率。次回から気を付けよう。 更に一週間後。ぎっしりだ。

    

さて、今日は2022年の大晦日。来年はどんな一年になるだろう。この庭がにゃあ太の庭に近づくといい。庭づくりを楽しめる一年になるといい。みなさんにとっても素敵な一年になりますように。